鍼治療の「脳や脊髄などの中枢神経に作用する効果」について 〜その1〜

鍼治療

今回も、鍼治療の鎮痛効果についてご紹介いたします。

カラダに痛み刺激(鍼)を与えて、何で痛みが取れるんだろう?疑問に感じませんか?

鍼治療には、「痛みの部位に直接作用する効果」と、「脳や脊髄などの中枢神経に作用する効果」があります。

今回は「脳や脊髄などの中枢神経に作用する効果」の中でも
脊髄レベルでの鎮痛について書かせていただきます。

前回の「痛みの部位に直接作用する効果」についてはこちら

ここで、中学の理科を少しおさらいです。

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神経には、中枢神経と、末梢神経があります。

体の外側(末梢神経)から入ってきた情報は、内側(中枢神経)へと伝わる仕組みになっています。

脊髄レベルでの鎮痛メカニズムは主に二つです。

①ゲートコントロール説
②下降性疼痛抑制系の賦活に伴う脊髄後角の抑制

①ゲートコントロール説は、

痛みの入り口である脊髄(ゲート)で入ってくる情報を制御(コントロール)するメカニズムです。

痛みのある部位やその周辺、あるいは手足の反対側の同部位をさすり鎮痛を起こさせる、、どういうことかと言いますと、

「痛いの痛いの飛んで行け〜!!!」

あれです!!笑

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「痛み刺激」より、「触れる刺激」の情報が太い神経で伝わるので、痛みをごまかすことが出来ます。

しかし、この方法は即効性はありますが、持続性はありません。さするのを辞めた途端に痛みを感じるのはそのためです。

このメカニズムを使った鍼治療の応用としては、ごく短い鍼を皮膚に貼りつけておく「置鍼」があります。その他にはキネシオテープも同じようなメカニズムを利用しています。どちらも皮膚に刺激を入れ続けることで痛みをコントロールしています。

②下降性疼痛抑制系の賦活に伴う脊髄後角の抑制について

この方法では鎮痛物質の分泌により脊髄での痛みを抑制することが出来ます。痛みを感じるとその信号は最終的に脳へと伝わりますが、脳で痛みを感じると鎮痛物質の分泌がおこります。この鎮痛メカニズムのおかげで、いつまでも痛みを感じずにすむことが出来ます。

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鍼治療でもこのメカニズムを使って痛みのある脊髄神経と同じ支配エリア(皮膚、筋)への刺激で痛みを抑える方法をとっています。特に背中や脚などの大きい筋肉(抗重力筋)への鍼刺激で効果が高いとされています。

本日はここまで。

次回は「脳や脊髄などの中枢神経に作用する効果」の続編、脳レベルでの鎮痛について書きたいと思います。

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