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2021-04-27 16:57:00
お子様の急な肘の痛みについて〜肘内障〜
今回は小児の肘の痛み(肘内障)について書いていこうと思います。
症状
代表的な症状としては、子供が手を引っ張られた後などに、痛がって腕を下げたままや腕を動かさない。腕を触られるのを嫌がる
などがあります。
肘内障は
肘の靱帯から肘の外側の骨(橈骨頭)がはずれかかることによって起こります。
多くは、5歳以下の子供にみられます。
診断
医師が診断をする際は主に受傷時の状況と、肘をやや曲げた状態で下げたままにして、痛がって動かそうとしないことから、肘内障を疑います。骨折や脱臼との鑑別のために、レントゲン検査で骨や関節に異常がないことを確認することもあります。
検査
うるまの匠整骨院では、肘内障の疑いのあるお子様は必要に応じてエコー検査をすることがあります。
施術
施術は主に整復を行います。
整復後はほとんどの場合すぐに症状が改善します。ただし、肘内障は何度も繰り返すお子様もいらっしゃるため、手を引っ張る際は注意が必要です。
急にお子さまが腕を動かさなくなった際はお近くの整形外科、整骨院にご相談ください。