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テニス肘(上腕骨外側上顆炎)について
腕の障害でよく起こる上腕骨外側上顆炎ですが、またの名をテニス肘といい,
好発年齢は30歳代の後半から50歳代で
す。
障害部位は主に短橈側手根伸筋(ECRB)腱の付着部で、その病変は繰り返し負荷による変性によるものとされています。
肘が痛い!上腕骨外側上顆炎かも?
と思った時に自分でできる簡単にチェックできるテストを紹介します。
Thomsenテスト
肘をまっすぐ伸ばした状態で手首をそらし痛みの有無を確認するテストで、陽性率は77%〜100%と報告されています。
当院での施術は、主にはり治療を中心に行なっています。週に1回から2回の施術を1ヶ月〜3ヶ月続けることで多くの方が痛みがなくなる、または軽減します。また痛みが強い場合はエルボーバンドの使用を勧めています。
肘の痛みでお困りの方はご相談ください。
また、外側上顆炎について過去ブログでも書いていますのでご覧ください。
野球肘について
肩腱板損傷
腱板損傷はスポーツによる突然の外傷によるものや加齢の影響によって発症することがあります。
肩関節の安定性を保つための回旋筋腱板を構成する
・棘上筋
・棘下筋
・小円筋
・肩甲下筋
のいずれか、または複数が損傷したものを言います。
症状は急性機の痛みが強いものはほとんど腕を上げられない場合もあり、その時はまずが三角巾などで安静を保つことが必要となります。
発症は中年以降の男性、利き腕に多いとされています。
よく自己判断で「五十肩」と勘違いしている肩がおられますが、関節が固まって動かないものとは別物になります。
腱板損傷を含め、肩の障害の多くは関節前面から上外側面にかけて発生し、その多くが超音波観察が有効な検査になります。
当院では、病期に合わせた処置・施術・エクササイズを行います。
「肩の痛み」を感じましたら、当院にご相談ください。