ブログ
家事中に多い?肘の痛みでお困りならうるまの匠整骨院へ
<施術例>
40代女性
<症状>
家事中の肘の痛み(特にフライパンを持つ・タオルを絞る・ドアを開くなど)
<主な施術対象筋>
短とう側手根伸筋、総指伸筋、上腕三頭筋、前鋸筋
<使用鍼>
0.20-50mm
家事中の痛みを訴え来院されました。
痛みの動作を詳しく聞くと調理中フライパンを持った時、タオルを絞るとき、買い物した荷物を持った時とのことでした。
これらの動作には共通した動きがあります。
それは手首を反らす動きが含まれているということです。
手首を反らす動きを背屈と言います。
この時に使う筋肉は主に肘から下の表側の筋肉です。
この表側の肘、または肘の少し先に出る痛みはいわゆる「テニス肘・外側上顆炎」と言われます。
一度は聞いたことのある方が多いかと思いますが、実はテニス選手以外にも主婦の方に多い症状なのはご存知でしょうか?
当院にもここ数週間で何人かの患者さんが来院されています。
ここで一つ、もしかして…と思う方は簡単なテストをしてみましょう。
手の平を下に向けた状態で肘から下を机の上に置きます。
もう一方の手を手の甲の上に置き、少し体重をかけます。
その荷重に負けないように下になっている手首を反らしてみてください。
この時に肘の方に痛みが出る方は今回のケースに当てはまる可能性があります。
治療として、症状のある部分を中心に徒手療法を行い、鍼治療を併用しました。
前腕部への血流を促すために肘から肩の施術も行います。
また歩きながらでもできる簡単なストレッチをお伝えして都度行うようにしてもらっています。
日常生活や仕事でも使うことの多い筋肉なので改善までの時間に個人差はありますが、治療を行うことで痛みは軽減できます。
普段なかなか自分のための時間の確保が難しいために、
「そのうち治ると思っていました。」と痛み出して時間が経ってから来院される方が多いです。
他の症状もそうですが、痛み始めてから日が浅いほど改善も早くみられることがほとんどです。
不調を感じたら早め早めの対策をおすすめします。