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シンスプリントにお困りならうるまの匠整骨院へ
施術例
50代 男性
症状
ふくらはぎの内側が痛い
主な治療対象筋
長趾屈筋、下腿三頭筋
使用鍼
0.20 60mm
3ヶ月ほど前から健康維持の為ランニングを始めた患者様で、1週間前にふくらはぎの痛みを感じ整形外科に受診したとの事です。
レントゲン上異常所見はなく、痛み止めを処方されていましたが荷重時の痛みに変化がない為当院受診となりました。
上記のイラストの「シロ丸」の部位を押さえると痛いとの事でしたので、長趾屈筋の起始部での痛みと判断し、症状の部位、痛みの発生起点からシンスプリントの可能性が高い事を患者様には説明しました。
ランナーに多いシンスプリントですが、症状が出る主な原因はオーバーユース(使いすぎ)によるもので、今回の場合も例外ではありませんでした。
私「いつもどれくらいの距離を走っているのですか?」
患「週4回10km走っています。」
私「週に40kmという事は月間では、、、160km以上ですね!!、、、とりあえず一旦休みましょうか。」
と、いうやり取りがあり患者様には運動の中止を提案させていただきました。
治療対象筋は、症状責任筋と想定される長趾屈筋の他に後脛骨筋、下腿三頭筋、拮抗筋の前脛骨筋、長趾伸筋を中心に下肢筋の緊張軽減を目的に施術を行いました。
初回の施術後から歩行時痛の改善がみられ、通院を重ねるごとに圧痛も軽減していきました。
初診から2週間、最近から徐々にランニングも再開し始め、軽い負荷ではあるが痛みなく運動できる事を喜んでおられました。
今後もしっかりとケアをしながら好きなランニングを続けられると良いですね♪
追試
今回の場合は経過がそれほど長くなく、痛み範囲、強さが比較的軽度であった為早期からの運動を許可しましたが、重度のシンスプリントの場合もっと長い期間運動制限が必要になることもあります。大事なこのは、月並みですが「異変を感じたときは休む」という事ですね。