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産後や更年期に増える腱鞘炎でお困りならうるまの匠整骨院へ
〈施術例〉 30代 女性
〈症状〉 家事、育児中の親指から手首にかけての痛み
〈治療対象筋〉 長母指外転筋 短母指伸筋 短とう側手根伸筋
前鋸筋 上腕三頭筋 長母指屈筋
〈使用鍼〉 0.16 40㎜
産後から家事、育児中に徐々に親指から手首にかけて痛みを感じるようになり一度整形外科を受診するもサポーターを処方されサポーターを使いながら日々過ごしておられました。
しかし痛みはその後も改善がみられず当院の受診にいたりました。
来院時はフライパンを握る時やタオルを絞る時、赤ちゃんを抱き上げるときなど典型的な腱鞘炎の症状を訴えられ、ズボンを上げる動作も痛みで苦痛な状態でした。
痛みにより余分な力が入ってしまうせいか肩背部の筋緊張も高く前腕部にも痛みが広がっていました。
腱鞘炎はいわゆる「使いすぎ」によるものなので手首をよく使うスポーツ選手や仕事をする人に多いです。また女性ホルモン(エストロゲン)の減少が腱鞘炎の発症に関わっているため女性、特に産後や更年期の女性に多いのも一つの特徴です。
施術は、中枢から血液循環を促すために初回は背部の施術から入りました。
痛みのある部位を施術するのはもちろんですが、痛みを取るために重要となってくる血液循環を促すためには実際に痛みを感じている場所よりも体の中心に近いところから施術に入ります。
その後痛みの場所に向かう筋肉の経路を徒手療法と鍼を用いて治療しました。
また自宅にてストレッチをしていただくようにその方法をお伝えしました。
治療の回数を重ねるごとに痛みを感じる動作やその度合いが減っていき、今では痛みを感じる場面がごく一部というところまで改善してきました。
日常生活の中で’’使わない’’という選択肢がしにくい場所だからこそ、いつか治ると放って置かずに早めの治療をすることをおすすめします。