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2023-06-09 15:37:00

腰痛!!実は注意が必要!!〜レッドフラッグについて〜

腰痛レッドフラッグ.png

 

腰痛を発症したことのある方は非常に多いと思います。

 

その多くは「原因がよくわからない腰痛」となっております。このよくわからない腰痛を非特異的腰痛と言い、なんと腰痛全体の85%を占めています。

 

残りの15%を原因の特定できる特異的腰痛と言います。この特異的腰痛の中でほんの僅かではありますが、見逃してはいけない腰痛があります。

 

今回は、この見逃してはいけない腰痛の見分け方について記事にしたいと思います。

 

医療では「見逃してはいけない疾患を示唆する徴候や症状」をレッドフラッグと言います。

 

「腰痛診療ガイドライン2019(改訂第2版)」では腰痛のレッドフラッグは以下のように記されています。

 

重篤な脊椎疾患(腫瘍、感染、骨折など)の合併を疑うべきredflag(危険信号)

発症年齢<20歳未満または>55

②時間や活動性に関係のない腰痛

③胸部痛

④がん、ステロイド治療、HIVの感染の既往

⑤栄養不良

⑥体重減少

⑦広範囲に及ぶ神経症状

⑧構築性脊柱変形

⑨発熱

 

上記に該当した場合は医療機関の受診をし、重大な脊椎の病気がないかしらべる必要があります。

 

以上、今回は誰もが身近な腰痛のレッドフラッグについてでした。

「急に腰が痛くなったけど整骨院で施術、処置してもらえるの?」

「腰が痛いけど、病院に行ったほうがいいのかわからない」

など、ご自身で判断ができないは是非一度ご相談ください。