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2020-02-20 10:34:00

下腿三頭筋の鍼治療について

ふくらはぎの筋肉で代表的な筋は、下腿三頭筋ですね。

この下腿三頭筋は、皆さんもよく知っているアキレス腱に繋がります。

過去記事「ふくらはぎの筋肉について」はこちらから

今回は、この下腿三頭筋に鍼施術をしてみました。

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こちらはヒラメ筋、腓腹筋にそれぞれ鍼を刺入してものになります。

下腿後面の鍼刺鍼について面白い論文があったので紹介します。

明治鍼灸大学(現在の明治国際医療大学)の松本らの「鍼刺激によるヒト下腿筋血流の改善」では、疲労筋の血流に対する鍼の作用を検討するため、12名の健康男性を対象に下肢の血流と皮膚温皮膚温を計測し、その結果をまとめています。

下肢血流量は刺激側で18%、非刺激側で17%の増加がみられた

・皮膚温は一時的に低下しその後回復傾向を示したが有意ではなかった。

このように、皮膚温は有意な変化を示さず、血流が増えたことから、この血流増加は主に筋血流の増加だと考えられた。また、血流増加は両側にみられることから、脊髄以上の中枢を介する機序によることが示唆された。

この研究からは、鍼治療は血流改善に有意に作用し、自律神経を介して非施術部位の血流にも良い影響を与えることがわかります。

当院では、シンスプリントや肉離れ、足関節捻挫など、脚の障害、怪我にも積極的に鍼治療を取り入れ施術を行っています。

鍼治療は治療対象をきちんと治療できる当院にお任せください。