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2019-11-21 18:11:00

どこでもできる腱鞘炎ストレッチ

以前、腱鞘炎についての治療の記事をUPしていますが、今回は自宅でできるケア=ストレッチをご紹介します。

※以前の腱鞘炎の記事についてはコチラ~産後や更年期に増える腱鞘炎でお困りならうるまの匠整骨院へ~

サラッと腱鞘炎についてお話しすると…

腱鞘炎いわゆる「使いすぎ」によって手の親指の付け根から手首にかけて痛みが起こります。
親指を外に開いたときやフライパンを握った時など腱鞘炎になると日常でも痛みを感じるシーンが多いです。

またホルモンバランスも関与し、出産後や40〜50歳代の女性に多く見られるのも一つの特徴です。

これは筋肉は腱となって骨に付着しているのですが、腱鞘炎の原因となる筋肉は腱鞘と呼ばれるトンネルを通過します。
そのトンネルを通過する部分で何らかの原因によりスムーズな通過ができなくなり痛みが起こる。これが腱鞘炎です。

基本的に使い過ぎた筋肉や体が疲労状態にある時は血流が悪く、阻血状態が起こっています。
その状態を改善する方法としてストレッチや温めることが必要となります。

それでは今回はストレッチを3つご紹介します。

どこでもできる腱鞘炎ストレッチ

【ストレッチ①】
母指を伸ばしたまま手首を圧迫⇄緩めるを5秒×10回繰り返す。
(原因筋である長母指伸筋を働かせた状態で圧迫をかけることでストレッチがかかります。)

auto-jjB1g6 (1).jpg

【ストレッチ②】
母指を写真のように折り曲げた状態で①と同じように圧迫⇄緩めるを5秒×10回繰り返します。

auto-iXgPwy.jpg

【ストレッチ③】
母指を①のように伸ばす→②のように曲げる、伸ばす⇄曲げるを10回繰り返す。

これらのストレッチを手をよく使った後や使う前、お風呂の中などこまめに行ってみて下さい。

最後に今回ご紹介したストレッチも私たちが行っている施術も共通して言える目的は「血液循環をよくすること」です。

少し話はそれますが、私たちが行える施術の時間には限りがあります。
例えば来院した日だけを見ても24時間あるうちのたった15分程度です。
となると、他の23時間以上の時間の中でセルフケアを行うかどうかでやはり違いは出てきます。

ストレッチは短時間で行うことができます。
特に今日お伝えしたストレッチはテレビを見ながら、お風呂に入りながらなど、’’ながら’’行えるものになっているのでぜひ実践してみて下さい。
症状の改善だけでなく、予防としても有効です。