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ぎっくり腰でうつ伏せになれなくても施術できます。鍼・光線治療のうるまの匠整骨院
腰痛は、実に84%の人が一生に1度以上は経験すると言われております。日本においては、一般住民が対象となる大規模疫学調査では腰痛の有訴率は25~35%程度であると報告されています。
そんな、多くの人を悩ませる腰痛ですが、時として急な激しい痛みで発症するいわゆるぎっくり腰を経験された方も多数おられると思います。
当然、当院でもぎっくり腰の患者様はよく来院されますが、時として
「うつ伏せになれない」
「うつ伏せが出来ないから整骨院に来ても治療が出来ないと思って、家でじっと我慢していた」
等、お声をいただくことがあります。
結論から言うと、うつ伏せでなくても施術はできます。うるまの匠整骨院では、患者様ができるだけリラックスできる姿勢での施術を特に大事にしています。ぎっくり腰の場合は写真のように横向きでの施術が可能です。
(*以前、首の痛みでベッドに寝ることも出来なかった患者様についてブログで書きました。詳しくはこちら)
下の画像は横向きでの施術中の写真です。患者様が出来るだけリラックスできる姿勢を取ってもらうことで、筋肉の過剰な緊張を防ぎ、鍼・光線療法の治療効果を最大限引き出すことが出来ます。
(見づらいですが、殿筋に鍼をしています。)
このように施術時の姿勢は、その時々で一番適したものを選択しています。また症状を出している筋肉によっては「横向き」や「あお向け」で正しく治療出来る場合もあります。
痛みがあって困っている時、出来るだけ患者様の不安を取り除きながら施術にあたるよう心がけております。その点において「痛くない姿勢」を取ってもらうのは非常に大切なことだと考えております。また、自宅で過ごす姿勢、寝る体勢など出来るだけのアドバイスも致します。
捻挫をしてしまった!そんな時はうるまの匠整骨院へ
〈施術例〉 10代 男性
〈症状〉 捻挫による足の痛み(体重をかけると痛む)
患部は発赤し腫れが見られる状態
〈治療対象筋〉 前脛骨筋・長趾伸筋・腓骨筋・趾伸筋
〈使用鍼〉 0.16 40㎜
中学生の男の子が体育の授業でドッヂボールをしていて足を捻挫したと来院されました。
来院された前日に捻挫したそうで、来院時は軽度の内出血と腫れがみられました。
また体重をかけると痛みが出るので、歩行もしずらそうな様子でした。
腫れの程度や触診などから骨折の可能性は低いと判断し、捻挫での施術に入りました。
この場合、受傷してからの時間が短く腫れ・熱感もみられるため患部の施術は避け、痛みのある部分の治癒環境を良くすることを目的に施術を行います。
治癒環境を良くする = 血液循環を良くする です。
具体的には患部よりも心臓に近い部位、痛みのある部位に関連する筋を対象に治療を行います。
捻挫や転倒をすると、一瞬の出来事ですがグッと体に力が入ります。
その時の力は思っているよりも大きな力です。
例えば転倒した次の日、体のあちこちが痛い。というのはこのようなことからです。
(転倒した直後は動転していたり、興奮状態にあるため痛みは感じないことが多いです。)
また痛みから歩行がいつもよりもぎこちなかったり無意識にかばった動きをしていることが多く見られます。
すると周囲の筋肉が張ったりと周囲の筋の状態もよくなくなり血液循環が悪くなってしまいます。周囲の血液循環がよくないと、もちろん肝心な部分に十分に血液を運べなくなってしまうので治りは遅くなってしまいます。
そういったことを避けるために積極的な治療に取り組んでいます。
今回は、鍼を用いながら施術を行いました。
次の日来院された際には痛みはなく、腫れは少しみられるものの前日に比べるととても良くなっていました。
捻挫の程度が軽度であったこと、中学3年生と年齢が若かったこと、普段から部活をしているので循環状態が良かったことも治療効果がしっかり出てくれた理由だと思います。
今は二週間後に控えた大会をベストで臨めるように状態を見ながら治療を進めているところです。
うるまの匠整骨院には甲子園予選真っ只中の高校球児や、以前ブログにも紹介したドラゴンボートの日本代表選手、また日々走ることをこよなく愛する市民ランナーさんなどたくさんのスポーツ選手が来院されています。
それぞれの大会日程に合わせて治療も進めているので、お困りのことなどありましたら是非一度ご相談ください!!
交通事故によるケガも対応可能。鍼・光線療法のうるまの匠整骨院
施術例
30代 男性
症状
交通事故後、前腕のシビレを感じ、肘の曲げ伸ばしができない
握力が半分以下になる
主な治療対象筋
上腕三頭筋、深指屈筋、尺側手根屈筋
使用鍼
0.16 40mm
使用カーボン
3001−4008
10日程前に貰い事故に遭い受傷。事故後から左腕のこわばりを感じ、次第に痛み、シビレとなる。当院受診時には著明な筋力低下(正常時約70弱→事故後29)と運動障害(肘屈曲約100°)がみられた。
触診で上腕三頭筋、前腕屈筋群(特に深指屈筋、尺側手根屈筋)の筋緊張を確認できたため光線を背部・上肢に照射しながら、同筋に徒手療法及び鍼治療を行う。
写真は深指屈筋、尺側手根屈筋に鍼をした時の写真です。
※因みに下記はスタッフの前腕の筋肉を体表に投影し鍼をした写真です。
施術直後から運動痛、可動域制限の改善がみられました。筋肉の過緊張が緩和された事で今後血行が良好になりシビレと筋力低下も回復するものと思われます。
急激な負荷により筋肉の過剰な緊張が怒った時、鍼治療が驚くほどの効果を発揮することがあります。
急なケガ、痛みにお困りの際は、うるま市石川東恩納の「うるまの匠整骨院」へ
肩甲骨の痛みでお困りならうるまの匠整骨院へ
〈施術例〉 50代 男性
〈症状〉 左肩甲骨部の痛み。
左胸に痛みを感じることもある。
腕に力を入れた時、横にあげた時に痛む。
〈治療対象筋〉 僧帽筋・前鋸筋・菱形筋・大胸筋・脊柱起立筋
〈使用鍼〉 0.20 50mm
一週間程前から肩甲骨部に痛みを感じると来院されました。
痛みのちょうど反対側(胸側)にも痛みを感じることがあるそうです。
何か思い当たる原因は何かありますか?と伺っても「特に無い。左はあまり使っていない。」とのことでしたが、日中は主に塗装作業をされているそうで利き手の右を動かすために左手にはペンキの入ったバケツなどを持っていることが多いことがわかりました。
この場合、実際に左手は動かしているわけではないので「使っている」という意識は確かに低いかと思います。
ですが、実際には持っているペンキを落とさないようにするために重力に逆らって筋肉は絶えず働いている状態にあります。
動かすと筋肉は伸び縮みをするのでポンプ作用により血液が流れます。
つまりエネルギーを補給しながら使うことができるのです。
それに対して今回の場合やまた同じ姿勢をずっと続けている場合は、筋肉をギュッと縮こませた状態で維持させているので筋肉にとってはエネルギーをもらえないままに働き続けなければいけない状態になります。
これは筋肉が一番嫌う状態です。
スマートフォンの画面に集中していて、パッと首をあげた時に痛みを感じたり動かしにくかったりした経験は多くの人にあるのではないでしょうか?
筋肉内の血液循環を良くすることは、疲労回復、痛みの消失など治療そのものの目的にもなります。
少しの心がけで改善できることが日常の中にはたくさんあるのではないでしょうか??(^^)
日常生活の中でのアドバイスもさせていただいております!
ぜひ一緒に症状を改善していきましょう。
シンスプリントにお困りならうるまの匠整骨院へ
施術例
50代 男性
症状
ふくらはぎの内側が痛い
主な治療対象筋
長趾屈筋、下腿三頭筋
使用鍼
0.20 60mm
3ヶ月ほど前から健康維持の為ランニングを始めた患者様で、1週間前にふくらはぎの痛みを感じ整形外科に受診したとの事です。
レントゲン上異常所見はなく、痛み止めを処方されていましたが荷重時の痛みに変化がない為当院受診となりました。
上記のイラストの「シロ丸」の部位を押さえると痛いとの事でしたので、長趾屈筋の起始部での痛みと判断し、症状の部位、痛みの発生起点からシンスプリントの可能性が高い事を患者様には説明しました。
ランナーに多いシンスプリントですが、症状が出る主な原因はオーバーユース(使いすぎ)によるもので、今回の場合も例外ではありませんでした。
私「いつもどれくらいの距離を走っているのですか?」
患「週4回10km走っています。」
私「週に40kmという事は月間では、、、160km以上ですね!!、、、とりあえず一旦休みましょうか。」
と、いうやり取りがあり患者様には運動の中止を提案させていただきました。
治療対象筋は、症状責任筋と想定される長趾屈筋の他に後脛骨筋、下腿三頭筋、拮抗筋の前脛骨筋、長趾伸筋を中心に下肢筋の緊張軽減を目的に施術を行いました。
初回の施術後から歩行時痛の改善がみられ、通院を重ねるごとに圧痛も軽減していきました。
初診から2週間、最近から徐々にランニングも再開し始め、軽い負荷ではあるが痛みなく運動できる事を喜んでおられました。
今後もしっかりとケアをしながら好きなランニングを続けられると良いですね♪
追試
今回の場合は経過がそれほど長くなく、痛み範囲、強さが比較的軽度であった為早期からの運動を許可しましたが、重度のシンスプリントの場合もっと長い期間運動制限が必要になることもあります。大事なこのは、月並みですが「異変を感じたときは休む」という事ですね。