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五十肩・四十肩について
五十肩・四十肩の当院の評価の仕方の一つを紹介します。
五十肩・四十肩の多くの方は肩関節回旋動作の制限がみられます。
当院では四十肩、五十肩の評価にはエコー検査を用いています。今回は肩前面痛の評価法の一つを紹介します。腰に手を回した時や、お風呂で反対側の腕に手を回した時に肩前面に痛みがある際などに使う方法です。
五十肩・四十肩では内旋外旋動作時肩の前方にある烏口上腕靭帯の柔軟性・伸張性が低下していることがあります。
当院では、患部の状態を詳しく確認し、施術に当たっています。
五十肩・四十肩にお悩みの方は一度ご相談ください。
以上、今回は五十肩・四十肩の当院での評価法の紹介でした。
当院の感染症対策について
うるまの匠整骨院では、安心してご来院し施術を受けていただくために様々な取り組みをしております!☆
そのほかにも院内に多くの方が留まらないよう、予約人数の制限、車内待機をお願いしております。
②来院された方、皆さんに検温をお願いしています。
もちろんスタッフもしています。
※37.0度以上の方にはより正確な腋窩温の計測をしています。
③手指消毒をしてからお入りいただきます。
④出来る限りベッドの間隔を開けてのご案内と、連続使用は避けるようにしています。
⑤使用後のベッドはより丁寧に消毒し、使用した機器も消毒、衛生面を強化しております。
⑥使用したスリッパは都度消毒しております。
患者さまへはご不便おかけすることもあるかと思いますが、安全・安心のためにご協力をお願い致します!
気になることやお気づきのことがございましたら是非お知らせください(^-^)
上腕二頭筋・上腕筋への鍼治療
今回は、上腕二頭筋、上腕筋に対して紹介します。
上腕筋、上腕二頭筋に対して鍼治療は、肩の前が痛む、肘の曲げ伸ばしに制限がある時に行います。傷病名で言うと、上腕二頭筋長頭腱炎、肩関節周囲炎、野球肘、テニス肘などが挙げられます。
上腕二頭筋は肘から先の前腕屈筋群と筋膜を介してつながっています。
(肘を曲げる・手を握る時に使う筋肉です。)
上腕筋は三角筋、上腕三頭筋などと筋膜を介してつながっています。肩を前・後・横へ動かす、肘を伸ばす筋肉です。
そのために直接的に原因となっていない場合でも、二次的にこれらの筋肉が原因となり動きを邪魔してしまっている場合があります。
【ご来院の患者様へ重要なお知らせ】新型コロナウイルスの感染拡大に伴い感染症予防のため来院時、検温と手指消毒を実施しております。
ご来院時に受付にて検温いたしますのでご協力をお願い致します。 なお、37.5度以上の発熱がみられる場合には、受診をお断りさせて頂きます。
マスクをお持ちの方は着用をお願い致します。皆様のご理解とご協力をお願い致します。
上腕前面の筋肉(上腕二頭筋、上腕筋、烏口腕筋)
「力こぶ」の筋肉、上腕二頭筋を描いてみました。
名の通り頭が2つあります。上腕二頭筋の働きは、
・肘を曲げる・手を挙げる・手の平を返す(ネジや鍵を回す、ドアノブをひねる)ときに使います。
(ちなみに反対側「二の腕」は上腕三頭筋と呼ばれる筋肉で肘を伸ばすときに使います。)
上腕二頭筋は腱と呼ばれる筋肉の端の部分が長く、また上腕骨の窪みを通過する際に大きく角度を変えるので摩擦を受けやすくなっています。 そのため加齢や使い過ぎにより炎症や変性が起こりやすく、しばしば肩関節の症状の原因になります。 肩の前が痛いなと感じている方、夜寝ているときに痛みで目を覚ましてしまう方はここに原因があるかもしれません。
痛みを我慢しているまま使い続けることでよくなることはほとんどありません。むしろその期間が長ければ長いほど改善までの期間も長くなります。無理せずに受診をお勧めします。
【ご来院の患者様へ重要なお知らせ】新型コロナウイルスの感染拡大に伴い感染症予防のため来院時、検温と手指消毒を実施しております。
ご来院時に受付にて検温いたしますのでご協力をお願い致します。 なお、37.5度以上の発熱がみられる場合には、受診をお断りさせて頂きます。
マスクをお持ちの方は着用をお願い致します。皆様のご理解とご協力をお願い致します。
下腿前面の鍼治療について
今回のブログでは、当院での下腿前面筋の鍼治療について書きます。
写真はそれぞれ前脛骨筋、長趾伸筋、第3腓骨筋、長拇趾伸筋に鍼をした写真です。
下腿部の前面と後面の筋肉は、“表と裏”とで“骨間膜”を介して繋がっています。
その為、写真のように下腿前面筋の鍼治療をする事でふくらはぎ(下腿後面)にも治療効果をもたらすことができます。
下腿前面筋の鍼治療が効果的なケガには以下のようなものがあります。
①オーバーユースによるスネの痛み
②シンスプリント
③肉離れ
④足関節捻挫 etc
スポーツ障害や怪我の後の鍼治療は、筋内の血流を増加させ治癒を早めるために非常に有効です。
前脛骨筋(スネの筋肉)に対する鍼治療で面白い論文がありましたので、ご紹介します。
ご興味のある方はググってみてください。
簡潔に言うと、
①ウサギの前脛骨筋に対する刺鍼で筋内の血流が増加した。
②坐骨神経(前脛骨筋の動きを担う神経)を切断しても血流は増加した。
③頸動脈圧には変化が起きなかったため全身の血管拡張はなかった。
以上から、この研究では「鍼刺激によって筋の血管拡張が起こったことを表わしており、筋肉痛や肩こり、五十肩等の運動器系疾患に筋血流改善の目的で鍼を行うことの妥当性を示唆するものであると考える。」と考察しています。
多くの方が「鍼治療は自然治癒力を高めることができる」ことをなんとなく知っているのではないでしょうか。
私は。、鍼治療の持つ「自然治癒力を高める」という効果は、「局所の血流増加を促し回復を早める」ということに等しいと考えています。
ケガ、スポーツ障害、痛みでお困りの際は、「治療対象が筋肉の鍼治療」を受けることができる当院にご相談ください。