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腰痛!!実は注意が必要!!〜レッドフラッグについて〜
腰痛を発症したことのある方は非常に多いと思います。
その多くは「原因がよくわからない腰痛」となっております。このよくわからない腰痛を非特異的腰痛と言い、なんと腰痛全体の85%を占めています。
残りの15%を原因の特定できる特異的腰痛と言います。この特異的腰痛の中でほんの僅かではありますが、見逃してはいけない腰痛があります。
今回は、この見逃してはいけない腰痛の見分け方について記事にしたいと思います。
医療では「見逃してはいけない疾患を示唆する徴候や症状」をレッドフラッグと言います。
「腰痛診療ガイドライン2019(改訂第2版)」では腰痛のレッドフラッグは以下のように記されています。
重篤な脊椎疾患(腫瘍、感染、骨折など)の合併を疑うべきredflag(危険信号)
①発症年齢<20歳未満または>55歳
②時間や活動性に関係のない腰痛
③胸部痛
④がん、ステロイド治療、HIVの感染の既往
⑤栄養不良
⑥体重減少
⑦広範囲に及ぶ神経症状
⑧構築性脊柱変形
⑨発熱
上記に該当した場合は医療機関の受診をし、重大な脊椎の病気がないかしらべる必要があります。
以上、今回は誰もが身近な腰痛のレッドフラッグについてでした。
「急に腰が痛くなったけど整骨院で施術、処置してもらえるの?」
「腰が痛いけど、病院に行ったほうがいいのかわからない」
など、ご自身で判断ができないは是非一度ご相談ください。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)について
腕の障害でよく起こる上腕骨外側上顆炎ですが、またの名をテニス肘といい,
好発年齢は30歳代の後半から50歳代で
す。
障害部位は主に短橈側手根伸筋(ECRB)腱の付着部で、その病変は繰り返し負荷による変性によるものとされています。
肘が痛い!上腕骨外側上顆炎かも?
と思った時に自分でできる簡単にチェックできるテストを紹介します。
Thomsenテスト
肘をまっすぐ伸ばした状態で手首をそらし痛みの有無を確認するテストで、陽性率は77%〜100%と報告されています。
当院での施術は、主にはり治療を中心に行なっています。週に1回から2回の施術を1ヶ月〜3ヶ月続けることで多くの方が痛みがなくなる、または軽減します。また痛みが強い場合はエルボーバンドの使用を勧めています。
肘の痛みでお困りの方はご相談ください。
また、外側上顆炎について過去ブログでも書いていますのでご覧ください。
野球肘について
肩腱板損傷
腱板損傷はスポーツによる突然の外傷によるものや加齢の影響によって発症することがあります。
肩関節の安定性を保つための回旋筋腱板を構成する
・棘上筋
・棘下筋
・小円筋
・肩甲下筋
のいずれか、または複数が損傷したものを言います。
症状は急性機の痛みが強いものはほとんど腕を上げられない場合もあり、その時はまずが三角巾などで安静を保つことが必要となります。
発症は中年以降の男性、利き腕に多いとされています。
よく自己判断で「五十肩」と勘違いしている肩がおられますが、関節が固まって動かないものとは別物になります。
腱板損傷を含め、肩の障害の多くは関節前面から上外側面にかけて発生し、その多くが超音波観察が有効な検査になります。
当院では、病期に合わせた処置・施術・エクササイズを行います。
「肩の痛み」を感じましたら、当院にご相談ください。