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頭痛・寝違えに?頭半棘筋に対する鍼治療
前々回の続きです。
前々回の記事はコチラからどうぞ!→寝違えにも関係??頭半棘筋について
頭半棘筋(とうはんきょくきん)に鍼治療を行いました。
鍼施術を受けると「そこ!」という手技だけでは感じにくい感覚を受けることができます。
そのため終わった後のスッキリ感が得られやすいです。
今日もここ最近のブログを見てくださったのか、首の痛み・頭痛でお困りの患者さんが来院されました。
鍼、ましてや首となるとどうしても怖い印象を持ってしまう方が多いです。
ですが実際に受けられた方は想像していたような痛みは感じられず、自ら続けられる方がほとんどです。
初めての方で不安な方は細い鍼を使用したり刺激量を調整しながら行いますのでご安心ください!(^_^)
左首の寝違えの施術前後
寝違えにも関係??頭半棘筋について
寒さと首・肩・背中の関係!??
前回の頭板状筋/頸板状筋/肩甲挙筋に鍼治療をしました。
この3つの筋肉を描き出してはいますが、その表層、皮膚をペラっとめくると僧帽筋という大きな筋肉があります。
その奥に先にあげたような筋肉があります。
筋肉は部分部分で重なり合ったり繋がったりしているので、その関連する筋肉に対しても同時に刺激が入り施術の効果として現れます。
ところで今日は朝から気温が低く冷えこんでいますが、こんな姿勢にはなっていませんか?
寒いと無意識のうちに首をすくめてしまいます。
また肩にいつも以上に力が入ってしまいます。
背中は猫背のように丸くなっているのではないでしょうか?
↓
そんな姿勢は筋肉がとても窮屈です。
窮屈な筋肉の中では血管が圧迫されています。
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窮屈な状態が続くと筋肉は固まり動かしにくく…
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その状態で動かすと痛みが出たり、いわゆるコリとして感じるように。
悪循環ですね。
これは寒さを例にとった内容ですが、この悪循環は多くの場合に当てはまります。
その悪くなってしまった血液の流れを改善させる方法が、
私たちの施術であり、運動であり、ストレッチであり、保温というわけです。
風邪がとても流行っています。
良好な血液循環は免疫力にもつながります。
みなさん、体調にはくれぐれもお気をつけください!!
首・肩甲骨周りの症状でお困りなら、うるまの匠整骨院へ
首・肩甲骨周りの多くの症状に関わっている筋肉を取り上げてみました。
・頭板状筋(とうばんじょうきん)
・頸板状筋(けいばんじょうきん)
・肩甲挙筋(けんこうきょきん)
写真からもわかる様に首の筋肉は主に肩甲骨やいわゆる背骨につきます。
そのため肩・背中の症状に首の筋肉が直接的あるいは間接的に関わっています。
また首の筋肉は両方の筋を一緒に動かす場合と、どちらか片方だけ動かす場合とで働きが異なるのも一つの特徴です。
ぎっくり腰に加え寝違えの患者さんもここ数日で数名来られています。
また首の症状が頭痛、めまい、耳鳴りに関連している場合もあります。
「おかしいな?」と感じたら早めの受診をおすすめします。