ブログ

2019-12-11 01:33:00

肘〜手首の痛みにお困りならうるまの匠整骨院へ

肘・手首の治療について

・肘の外側に痛みを感じることがある
・手首を反らすと痛い
・物を掴んで持ち上げると痛い
・スーパーで買い物をした荷物を持つと痛い
・家事中、タオルを絞る、フライパンを握ると痛い
・ドアノブを回すとき、扉を引くときに痛みが出る

これらの症状は肘の外側から始まり指に向かう筋肉が関係しています。

上記のような痛みや違和感がある人は前腕伸筋群の筋緊張が高い場合が多いです。

今回のブログでは前腕伸筋群の一部を取り出して体表に描いてみました。

青:長とう側手根伸筋
赤:短とう側手根伸筋

IMG_3024.jpg

IMG_3031.jpg

上の表にあるような症状には、当院ではこれらの筋肉を対象に徒手療法、はり治療を行います。

当院では痛みの部位、動作時の痛みで治療対象筋を推測し、治療にあたっています。
MT-MPS(Manual Therapy for the Muscle pain syndrome:筋性疼痛症候に対する徒手治療)

2019-12-06 17:39:00

<続>腱鞘炎に対しての施術

腱鞘炎シリーズ第3弾!!☆
いよいよ最終回です。(笑)

今回は実際に私たちが行っている治療についてのお話です。

※前回の筋肉についてのお話はこちら!
前回の内容はこちら→→→<続>腱鞘炎ストレッチについて

今回は赤の範囲の「長母指外転筋」青の範囲の「短母指伸筋」が主に症状の原因になるのでその筋肉を対象に鍼を刺していきます。


<続>腱鞘炎に対しての施術IMG_2828.jpgIMG_2826.jpg




この2つの筋肉は母指から腕の真ん中くらいの高さにまで続いています。
また手は細かい動きをするためにたくさんの筋肉が指から肘に向かって走っています。

この部分が筋腹(筋肉の本体)となるので、ここへ鍼を刺し筋緊張を緩和させることで筋肉に余裕がうまれ痛みの減少や動かしやすさを感じれるようになります。

うるまの匠整骨院は筋肉を治療対象にしています。
そして全体の8割程度の患者さんが鍼治療も受けられています。

なぜか?

鍼は筋肉を緩めることが得意だからです

鍼治療ではダイレクトに筋肉に対し刺激を入力することができるので、その効果はとても大きいです。

感じ方は個人差はもちろん部位、その時の症状の程度によっても様々ですが、奥の方でズーーンと重たく感じることが多いかと思います。
(これを’’鍼の響き’’と表現します。)

対象とする筋肉に対し、どの場所でどの方向に、またどの深さまで鍼を刺すとより効果的なのか?それを意識しながら日々治療に取り組んでいます。

お困りの症状がありましたら、ぜひ一度ご相談ください。

2019-12-02 18:04:00

<続>☆腱鞘炎ストレッチについて

前々回お伝えした腱鞘炎ストレッチについて

「なぜこのストレッチが有効なのか?」とのお問い合わせを何件か頂いたので今日はそのことについてお話しします。

前回のストレッチですが、これは「短母指伸筋」「長母指外転筋」を対象にしたストレッチです。

前回のブログ→→→どこでもできる腱鞘炎ストレッチ

<続>☆腱鞘炎ストレッチについて

写真の青いラインが「短母指伸筋」
赤いラインが「長母指外転筋」です。

その名の通り短母指伸筋は母指を反らす(伸ばす)ための筋肉長母指外転筋は母指を外に広げるための筋肉です。
この2本の筋肉は手首のあたりを通過するときに腱鞘と呼ばれるトンネルを通過します。

なので腱鞘炎の人は母指を動かすことによりトンネルで筋肉が圧迫され、そのトンネル内をうまく通過できなくなってしまうときに’’痛み’’として現れます。

この二つの筋肉は母指に付着しますが、その反対(筋肉の始まるところ)は肘より少し先のところです。

IMG_2820.jpg

と言うことは、その筋肉を治療しようと思うとそこから治療を入れる必要があります。
むしろ筋肉の本体(これを筋腹と呼びます)はその部にあたるので、その中でも他の筋肉に邪魔されずに触れることができる画像に写っている部分が1番の治療ポイントとなるわけです。




余談になりますが、(余談と言いながら、ぜひ知ってほしいことです!)

私たちが普段施術を行うさいに対象としているものは’’筋肉’’です。

それはなぜか?

一言で言ってしまうと、体を動かしているのは筋肉だからです。

また筋肉をより良い状態にすることで血液循環が良くなり、局所的・全身的に体を良い状態に近づけることができるからです。

血管は筋肉内や筋肉と筋肉の間を走っています。
特に静脈(心臓に返るための血管)は自分の力で血液を送り出すことができません。
心臓に血液を送り出すのは筋肉の役割です。

なのでその筋肉が硬くなってしまったり、うまく働かなくなってしまうとその部分の血流が悪くなり痛みや動きの制限、場合によっては痺れなどの感覚異常となって現れてきます。

症状が現れると人はそこを使おうとしなくなるので、さらに硬くなり血液循環が悪くなる…まさに悪循環にはまり込みます。

なのでそうならないように筋肉に働きかけることが必要となってきます。
その方法の一つが私たちの施術であり、自宅でのストレッチなどのセルフケアというわけです。

ストレッチは一回でたくさんするよりも、こまめに行うことがポイントとなってきます☆
ぜひ続けてみて下さい(^^)

2019-11-24 18:08:00

「はり治療」で使う「鍼」ってどんなもの? ④

今回で4回目のこのテーマ。

前回までのブログでは、

①製造、品質管理について
②使い捨てで、日本で生産されている
③はり治療を受ける際、不安に感じること

について書かせていただきました。

前回までの記事はこちらから
「はり治療」で使う「鍼」ってどんなもの? ①
「はり治療」で使う「鍼」ってどんなもの? ②
「はり治療」で使う「鍼」ってどんなもの? ③
「はりQフェスタ2019」←ついでに、先日行われた鍼Qフェスタの記事も。

さて今回は、どんな方がはり治療の対象となるかについて書かせていただきます。

Q.誰でも治療を受けられるの?

Q.はりはどんな症状に効きますか?

Q.鍼灸師とはどんな資格ですか?

これらについての回答がこちら!

はい!どうぞ!

「はり治療」で使う「鍼」ってどんなもの? ④

 日本においては鍼灸治療は国家資格を持った鍼灸師が施術にあたります。
 
子どもからお年寄りまで誰でも受けてもらえるのが特徴で副作用もほとんどありません。
 
また筋肉や関節の症状の他に、内科疾患やアレルギーにも活用されています。

公益社団法人日本鍼灸師会のホームページにも鍼灸の適用例について掲載されています。

興味がある方は一度見てみてください。

ではでは。

2019-11-21 18:11:00

どこでもできる腱鞘炎ストレッチ

以前、腱鞘炎についての治療の記事をUPしていますが、今回は自宅でできるケア=ストレッチをご紹介します。

※以前の腱鞘炎の記事についてはコチラ~産後や更年期に増える腱鞘炎でお困りならうるまの匠整骨院へ~

サラッと腱鞘炎についてお話しすると…

腱鞘炎いわゆる「使いすぎ」によって手の親指の付け根から手首にかけて痛みが起こります。
親指を外に開いたときやフライパンを握った時など腱鞘炎になると日常でも痛みを感じるシーンが多いです。

またホルモンバランスも関与し、出産後や40〜50歳代の女性に多く見られるのも一つの特徴です。

これは筋肉は腱となって骨に付着しているのですが、腱鞘炎の原因となる筋肉は腱鞘と呼ばれるトンネルを通過します。
そのトンネルを通過する部分で何らかの原因によりスムーズな通過ができなくなり痛みが起こる。これが腱鞘炎です。

基本的に使い過ぎた筋肉や体が疲労状態にある時は血流が悪く、阻血状態が起こっています。
その状態を改善する方法としてストレッチや温めることが必要となります。

それでは今回はストレッチを3つご紹介します。

どこでもできる腱鞘炎ストレッチ

【ストレッチ①】
母指を伸ばしたまま手首を圧迫⇄緩めるを5秒×10回繰り返す。
(原因筋である長母指伸筋を働かせた状態で圧迫をかけることでストレッチがかかります。)

auto-jjB1g6 (1).jpg

【ストレッチ②】
母指を写真のように折り曲げた状態で①と同じように圧迫⇄緩めるを5秒×10回繰り返します。

auto-iXgPwy.jpg

【ストレッチ③】
母指を①のように伸ばす→②のように曲げる、伸ばす⇄曲げるを10回繰り返す。

これらのストレッチを手をよく使った後や使う前、お風呂の中などこまめに行ってみて下さい。

最後に今回ご紹介したストレッチも私たちが行っている施術も共通して言える目的は「血液循環をよくすること」です。

少し話はそれますが、私たちが行える施術の時間には限りがあります。
例えば来院した日だけを見ても24時間あるうちのたった15分程度です。
となると、他の23時間以上の時間の中でセルフケアを行うかどうかでやはり違いは出てきます。

ストレッチは短時間で行うことができます。
特に今日お伝えしたストレッチはテレビを見ながら、お風呂に入りながらなど、’’ながら’’行えるものになっているのでぜひ実践してみて下さい。
症状の改善だけでなく、予防としても有効です。