ブログ

2020-01-09 01:36:00

肘から手首の痛み《施術篇》

以前のブログ、肘から手首の痛みにお困りならうるまの匠整骨院へでは筋肉の位置関係をお伝えしましたが、今回はその「施術篇」です。

下記の症状に悩んでいる方、当院の鍼治療(ATーMPS)を一度体感してみてください。

・テニス肘

・手首の痛み

・ものを握れない

・力を入れると痛い etc..

今回は症状を発する筋肉の中でも頻度の多い短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)に鍼施術を行いました。

IMG_3027.jpg

ここへ鍼を打つと、ズーンと重いような鈍いような…「そこっ!」と声を出しそうになる感覚を得られます。

施術を行うことで血液循環が改善され筋肉の硬さ、浮腫が軽減することで動きの良さ、痛みの減少を感じられます。

施術前後の違いを感じてみてください(^^)

2020-01-07 17:30:00

サッカーでの鼠径部周囲の痛み(グロウインペイン症候群)について

サッカーでの鼠径部周囲の痛み(グロウインペイン症候群)について

鼠径部周囲の痛みは多くのサッカーをする方の多くにみられる症状です。

当院に来院するサッカー競技者の中でもやはり多いのがこのグロウインペイン症候群

auto-ptdRoR.19.28.png

症状が出る部位は様々ですが、どれもサッカーのキック動作が主な原因とされております。

グロウインペイン症候群は内転筋近位部に痛みを訴える事が多いですが、臨床上、内転筋部だけではなく、腰部、殿部の筋緊張が強くなっている事が多く見受けらけます。

当院では運動痛、可動域検査を行い施術対象をしっかり見極めることを重点に置いて施術にあたっています。

このような痛みでお困りの方、一度ご相談ください。

2019-12-11 01:33:00

肘〜手首の痛みにお困りならうるまの匠整骨院へ

肘・手首の治療について

・肘の外側に痛みを感じることがある
・手首を反らすと痛い
・物を掴んで持ち上げると痛い
・スーパーで買い物をした荷物を持つと痛い
・家事中、タオルを絞る、フライパンを握ると痛い
・ドアノブを回すとき、扉を引くときに痛みが出る

これらの症状は肘の外側から始まり指に向かう筋肉が関係しています。

上記のような痛みや違和感がある人は前腕伸筋群の筋緊張が高い場合が多いです。

今回のブログでは前腕伸筋群の一部を取り出して体表に描いてみました。

青:長とう側手根伸筋
赤:短とう側手根伸筋

IMG_3024.jpg

IMG_3031.jpg

上の表にあるような症状には、当院ではこれらの筋肉を対象に徒手療法、はり治療を行います。

当院では痛みの部位、動作時の痛みで治療対象筋を推測し、治療にあたっています。
MT-MPS(Manual Therapy for the Muscle pain syndrome:筋性疼痛症候に対する徒手治療)

2019-12-06 17:39:00

<続>腱鞘炎に対しての施術

腱鞘炎シリーズ第3弾!!☆
いよいよ最終回です。(笑)

今回は実際に私たちが行っている治療についてのお話です。

※前回の筋肉についてのお話はこちら!
前回の内容はこちら→→→<続>腱鞘炎ストレッチについて

今回は赤の範囲の「長母指外転筋」青の範囲の「短母指伸筋」が主に症状の原因になるのでその筋肉を対象に鍼を刺していきます。


<続>腱鞘炎に対しての施術IMG_2828.jpgIMG_2826.jpg




この2つの筋肉は母指から腕の真ん中くらいの高さにまで続いています。
また手は細かい動きをするためにたくさんの筋肉が指から肘に向かって走っています。

この部分が筋腹(筋肉の本体)となるので、ここへ鍼を刺し筋緊張を緩和させることで筋肉に余裕がうまれ痛みの減少や動かしやすさを感じれるようになります。

うるまの匠整骨院は筋肉を治療対象にしています。
そして全体の8割程度の患者さんが鍼治療も受けられています。

なぜか?

鍼は筋肉を緩めることが得意だからです

鍼治療ではダイレクトに筋肉に対し刺激を入力することができるので、その効果はとても大きいです。

感じ方は個人差はもちろん部位、その時の症状の程度によっても様々ですが、奥の方でズーーンと重たく感じることが多いかと思います。
(これを’’鍼の響き’’と表現します。)

対象とする筋肉に対し、どの場所でどの方向に、またどの深さまで鍼を刺すとより効果的なのか?それを意識しながら日々治療に取り組んでいます。

お困りの症状がありましたら、ぜひ一度ご相談ください。

2019-12-02 18:04:00

<続>☆腱鞘炎ストレッチについて

前々回お伝えした腱鞘炎ストレッチについて

「なぜこのストレッチが有効なのか?」とのお問い合わせを何件か頂いたので今日はそのことについてお話しします。

前回のストレッチですが、これは「短母指伸筋」「長母指外転筋」を対象にしたストレッチです。

前回のブログ→→→どこでもできる腱鞘炎ストレッチ

<続>☆腱鞘炎ストレッチについて

写真の青いラインが「短母指伸筋」
赤いラインが「長母指外転筋」です。

その名の通り短母指伸筋は母指を反らす(伸ばす)ための筋肉長母指外転筋は母指を外に広げるための筋肉です。
この2本の筋肉は手首のあたりを通過するときに腱鞘と呼ばれるトンネルを通過します。

なので腱鞘炎の人は母指を動かすことによりトンネルで筋肉が圧迫され、そのトンネル内をうまく通過できなくなってしまうときに’’痛み’’として現れます。

この二つの筋肉は母指に付着しますが、その反対(筋肉の始まるところ)は肘より少し先のところです。

IMG_2820.jpg

と言うことは、その筋肉を治療しようと思うとそこから治療を入れる必要があります。
むしろ筋肉の本体(これを筋腹と呼びます)はその部にあたるので、その中でも他の筋肉に邪魔されずに触れることができる画像に写っている部分が1番の治療ポイントとなるわけです。




余談になりますが、(余談と言いながら、ぜひ知ってほしいことです!)

私たちが普段施術を行うさいに対象としているものは’’筋肉’’です。

それはなぜか?

一言で言ってしまうと、体を動かしているのは筋肉だからです。

また筋肉をより良い状態にすることで血液循環が良くなり、局所的・全身的に体を良い状態に近づけることができるからです。

血管は筋肉内や筋肉と筋肉の間を走っています。
特に静脈(心臓に返るための血管)は自分の力で血液を送り出すことができません。
心臓に血液を送り出すのは筋肉の役割です。

なのでその筋肉が硬くなってしまったり、うまく働かなくなってしまうとその部分の血流が悪くなり痛みや動きの制限、場合によっては痺れなどの感覚異常となって現れてきます。

症状が現れると人はそこを使おうとしなくなるので、さらに硬くなり血液循環が悪くなる…まさに悪循環にはまり込みます。

なのでそうならないように筋肉に働きかけることが必要となってきます。
その方法の一つが私たちの施術であり、自宅でのストレッチなどのセルフケアというわけです。

ストレッチは一回でたくさんするよりも、こまめに行うことがポイントとなってきます☆
ぜひ続けてみて下さい(^^)